きみに微笑む雨

Photo 「八月のクリスマス」「四月の雪」のホ・ジノ監督作品。

大人のストーリーとともに映像がこの上なく優雅で優美で・・・・clubこの監督のの特徴ですねnote今回のこの映画も成都一の観光スポット、竹林が有名な杜甫草堂を中心に≪緑≫の色と≪雨≫の音がこのストーリーの中に溶け込んで・・・・ロマンチックですshine

学生時代、お互い好意を寄せながら別れてしまった2人が再会するという偶然から物語は始り、中国四川省成都がこの映画の舞台になり、なんとも自然で、切なく、結構心に沁みましたbell

原題の≪好雨時節≫・・・・・の通り、良い雨は時を知り、春に万物を再生・蘇生させる・・・という意味から愛を雨に例えて≪愛にもタイミング≫があるという流れのもとにまさにそんな2人の愛の映画かなshine

チョウ・ウソンが素敵だし、カオ・ユアンユアンがキュートでかわいいflair韓国・中国合作映画ですが全編英語の会話ですnote

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THE WAVE

Photo 2008年、ドイツ国内興行成績NO1flair同国では240万人を動員のこの映画・・・・かなり私はやられましたbombbombbomb

ナチスの独裁政治を繰り返さないために今なお高校生はそのカリキュラムが組まれているドイツ。「ヒットラーは最低だなんて散々聞いた。独裁制がまた再び起こるなんてあり得ない」と誰もが思う中、事実に基づくこの映画は、公開されたらドイツ人の常識を覆すどころか、遠く離れた日本にも多少な影響をあたえそうな予感あり。

正義と悪意、団結と服従、正反対な2つでありながら人と人が介入するとそれは変化していく危険があると感じるこの映画は、実に巧みに、実に詳細に見ている私たちの心を蝕んでいく。また、それがあまり怖いとも思わずにいてしまう自分自身もいる。

外見かなり癖のありそうな先生も蓋をあけると日本版金八先生のような熱血先生であり、麻薬やタバコと未成年にも関わらずやりたい放題な高校生も意外と物事に順応しやすい普通の高校生だったり・・・・そう、とにかく身近な存在が「WAVE」により変化していく様がリアルな感じで・・・・・凄いですshine

あまりにも衝撃的でそれでいてリアルな結末はなんとも言えない気持ちになるでしょう。隠れた秀作です。

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ジェイン・オースティン 秘められた恋

Photo 「高慢と偏見」「分別と多感」などオースティン作品誕生の陰には、こんな彼女自身の悲しい恋の話しがあったっていうお話flair

美しい景色・この時代の服装など・・・貧しい家柄と言っても女性好みのこの映画shineアン・ハサウェイが時に聡明に時に我儘に時に幼く、時に知的にジェインを演じています。

さきに見た「ココ・シャネル」でもそうなように、この時代、貧しい家に生まれた女性は高貴な身分の男性に見染められ結婚しか生き抜く道はなく・・・・・。「ペンで生きる」なんて問題外の話し。そんな中、自分という姿勢を崩さず、一生独身を貫いた彼女の生き方に拍手と涙がありましたnote

実際の彼女はユーモアも知性もあり・・・・とのことですが、やや映画のジェインは真面目過ぎ??って気もしますが、作品の世界観は察するに余りある映画です。

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母なる証明

Image047 「殺人の追憶」「グエムル~漢江の怪物~」の監督ポン・ジュノ監督最新作。

まして5年ぶりのウォンビン映画復帰作ということもあり期待大flair

「殺人の追憶」もそうでしたが、本当にこの監督、一筋縄ではいかないというか、鬼才というか・・・とにかく凄い才能の持ち主ですupup

韓国の母と言われる、大女優のキム・ヘジャ。実際よりかなり年齢上にそして、その顔つき、表情は10歳以上も実際より年をとっている風体に渾身の演技flair圧倒的な存在感に言葉を失ってしまう。

これでもかってくらい母の愛情が突き進み、やや怖いような不気味なような・・・そんな感じさえする。そこに母親ならではの愚かさも重なり、そのストーリー展開の巧妙さに時間のたつのも忘れてしまう感じですbell

しかし、子供を守ろうとする母というまた別の生き物を見た気がして・・・・でも自分もまた母であるという事実に言葉がなかった。見ごたえありですflairshine

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ワカラナイ

Photo東映試写室で観賞。

冒頭5分は音声だけの画面なし。まだ未完成だとは思いましたが、なにやら

・・・不思議な感じでした。

2005年カンヌ国際映画祭正式招待作品「バッシング」、2007年ロカルノ国際映画祭グランプリ賞「愛の予感」の監督、小林政広監督作品。

カメラがただひたすら1少年を追いかける。なにかドキュメンタリー映画のような感じ。やや見ずらい感じを受ける人は多いかも・・・ただそれがこの1少年と世間の感覚のような、刹那的であり悲観的であり、残酷であり悲観的の全貌であるように感じる。

ごく普通の少年が貧しさゆえ、夢破れ生きていくのもやっとの様は胸が掻き毟られるような感覚・・・・その残酷さはこの映画終了まで続く。あまりの孤独感とそれでも負けないように生きる。。。でも心は半分折れかけて・・・・痛い。

今の世の中でないとこの現代感はさすがという作品ですが、「もう一度見たいか??」と聞かれたら、その圧倒的は存在感に勝てない自分がいて「ハイ」と答えられないかも。

ただこの主人公の小林優斗君は痩せた風貌、鋭い眼光、物憂げな表情・・・悲しいくらい「亮」に成りきっていた。拍手!!!

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天使の恋

Photo

いやはや・・・・カリスマモデルっていうだけあって、顔は小さい、スタイル良くて、とにかく整った顔立ちflairこんな嘘のような女の子いるんだあ~って思う、その風貌の佐々木希ちゃんが初主演の人気携帯小説「天使の恋」の映画化。

泣けて、感動した、笑えて、感動した、と10代、20代から大絶賛っていうことですが・・・・dash

「恋空」同様、高校生の子供を持つ親には頭かかえてしまうくらいの学校生活、高校生の乱れようdown14歳でレイプされ妊娠、17歳でいじめ、援交、窃盗、美人局・・・・・挙句に同級生は母親の再婚相手にこれまた暴行、そして自殺・・・・etc.

主人公理央の佐々木希ちゃんがあんまり綺麗でストレートな子だから、あまり罪悪感もなく、なんかおしゃれっぽく錯覚するけど、内容は極道物ばりの恐ろしい現実downそこに突然現れた大学講師との恋に目覚めて、改心していく彼女の姿があるのですが・・・・っていうストーリー。

やはり年には年のふさわしい話しの核なる部分があるわけで・・・・私は、やはり感情移入できなかったっていう現実。どんなに好き勝手やっても「人を好き」になれば済まされてしまう世代ではないからかなぁsweat02

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脳内ニューヨーク

          「マルコヴィッチの穴」Photo 「エターナル・サンシャイン」の脚本家チャーリー・カウフマンの初監督作品。

面白い脚本家も名監督にはなれないのか???

ストーリーは、NYの人気劇作家が頭の中に想像をしながら自分の世界を作り上げてしまう・・・・という話し。

それにしても、摩訶不思議すぎて・・・・・・凡人の私は理解不能downの連続。

つまらないギャク満載??というか、下品でレベル低いエピソードばかりでまったくつまらないことこの上ナシ!!

私には今年最もつまらない映画でしたdowndown時間返して~~dash

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スノープリンス 禁じられた恋のメロディ

Photo あの外国語映画賞の「おくりびと」の脚本家、小山薫堂氏flairと「東京タワー~オトンとボクと、時々、オトン~」の監督、松岡錠司氏flairによる「フランダースの犬」と「小さな恋のメロディ」合体版の映画ということですが・・・・。

何とも悲しすぎてsweat02・・・・フランダースの犬の要素の方が強いですbomb

「小さな恋のメロディ」さながら、少年&少女による何とも自然が美しく、そして悲しいまでに過酷な冬を背景に、心優しき少年草太とお金持ちのお嬢様サヨとの儚い心の交流を描いています。そこにちびの出演となれば、子供に犬・・・と泣かない訳にはいかない方程式が・・・・存在・・・切ない気持ち全開ですsweat01

ありきたりって言えばそれまでですが、私はちびの存在ものあり、子供っぽい感じのする映画ですが、泣かされました。また、それを回想する現代までさかのぼり、懐かしい思い出、風にしたのは脚本の妙なのか??

ややお決まりのパターンって感じかなbomb

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沈まぬ太陽

Photo ?十年前、学生時代この本に巡り合い、機会あるごと何回も読んで・・・flair私の中ではこの「沈まぬ太陽』は人生のバイブル的な、思い入れがあったので、その映画化ということで新たな本を読む気持ちで観ました。

原作、全5巻からなる重厚な内容の映画化はさぞや大変さを極めたことかと想像しましたが、3時間22分という長さは全く感じなく、私の場合は学生時代に見た、「サウンド・オブ・ミュージック」以来、インターミッションなるものを経験しました。

原作では3巻目から中心となる、ジャンボ機墜落事故が映画では全編のベースになっている。「クライマーズ・ハイ」でもこのジャンボ機墜落の映像はよく出来ていると感心したが、今回の映像も、本物さながら凄い迫力あり。胸が痛くなる。また、今回は特にその事故による被害者家族の個別、思い思いの気持ちもわかり何度涙が流れたことか・・・と思うくらいでしたflair

またこの『恩地元』。企業の不条理に耐えながら、誰よりも前向きでありながら、人には優しく、実際、ホントに前に進んでいく。まさに企業人の鏡のようなバイタリティー溢れる役を渡辺謙氏はこれまでupというくらい演じきっている。彼はもちろん、言うに及ばずの世界が認める映画人ですが、数年前に『明日の記憶』とは全く違った味を出して・・・拍手ですflair

フィクションと言いながらやはりある企業が思い出されるが、この今の時代、こうした恩地のような企業人がいたら、日本は変われるのかもしれないと思ってしまう。なかなか若い世代には見られにくい映画の様に思うが、こんな不景気にあえぐ、不安定な時代だからこそ若い世代にも見て貰いたく、架空ではあるが、今、恩地のような人がいたら・・・・と思わずにはいられないbomb

こんな力強く、熱く、それでいて心に問いかける映画があるんだbell・・・と満足な時間を過ごせたことに感謝ですnote

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ゼロの焦点

Photo 松本清張生誕100年記念作品sun

犬童一心監督のもと、広末涼子、中谷美紀、木村多江の豪華女優陣が昭和30年代の日本を再現した、重厚で骨太な真面目な日本映画が誕生しましたflairやややりすぎ??と思う、オカルトチックな1~2シーン?を除けば私は満点近くの映画と思いますが・・・・shine

ただ、それはある程度の年齢の人には痛いほどの、わかり過ぎる程の女性の心の痛みですが、今の10代~20代くらいの女の子にはわかるかなぁあbombというのが本音ですが。まあこれが清張作品の特徴なのですが・・・・。全体的には良くできていますbell

サスペンスミステリーってことであまり書くと、ネタばれになってしまうので程々にしておきますが、ただこうした人間模様の中で一番厄介と思われるのはまさに予期しない心の迷い。原作者清張が「砂の器」でも描いたように「・・・・・言えばわかる人」という善人を心が病んでいる人はそう思わなく、自分がそうであるように人の心を疑ってしまう。・・・・・それからすべての歯車が狂い始めるという目に見えない恐怖との戦いがストーリーの底には深く流れていて・・・なんとも切なくなるような醍醐味ありですsweat02

たしかに広末氏演じる禎子が主人公ではありますが、後半は中谷氏演じる佐知子や木村氏演じる久子とのクライマックスは「さすが!!」と思わせる展開でした。

意外と?本多演じる野間口徹氏が淡々としていてイイbombで~す。

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